月次アーカイブ: 3月 2017

先日仕事が早く終わり夕方のまだ少し明るさの残る時間に帰路に着きました。

住宅街を歩いていると前を歩く母娘おり、保育園の帰りでしょうか、三歳くらいの娘さんとお母さんが仲良く手をつないでいます。

少し細い道になるところで一台の車が停まっていました。車の上には梯子を載せ車体には会社名が入っています。

いつもならあまり車の停まっていない場所なので不思議に思ったのでしょう、娘さんが「なんでここにとまっているの」という質問にお母さんが「業者さんの車かな」と答えました。

「ぎょうざ食べにきたの?」と言ったので何気なく聞いていた私が吹き出しそうになりました。お母さんも笑いながら「違うよ、ぎょ・う・しゃさん。お仕事をしに来てるんだよ」と教えていました。小さい子の思わぬ聞き間違いにほっこり癒されました。

私の住んでいる地域の学区は小学校から中学校な上がる際に他の学区と一緒になることがなかったので、実質9年間一緒に生活することになります。

私は小学校1年生の時、一緒のクラスで出席番号が近い、運動のよくできる男の子に惹かれていました。彼の方も私に良くしてくれ、手作りのささやかな贈り物をくれたりしていました。今思えば両思いだったのですが、お互い恥ずかしがり屋で自分の気持ちを伝えることはありませんでした。周りも公認の中だったので、焦りなどがなかったからというのもあります。

中学校最後の年に一緒のクラスになったのはとても嬉しかったです。運動会の30人31脚の時に隣になったり、文化祭の準備をわいわいやったり、今思い出しても思い出し笑いをしてしまいます。

楽しい日々は永遠には続かないとはよく言いますが、卒業式の日になり、私は勇気を出して第2ボタンを貰いに行きました。今までの気持ちも一緒に伝えたかったのですが、大切なところで怖気づいてしまいました。しかし第2ボタンはしっかり貰いました。

相手の高校は県外だったので、それ以来疎遠になってしまったのですが、今でもこのボタンを見るたびにあの甘酸っぱい日々を思い出します。もっと時間が経ったら、笑い話のようにその相手にこの話が出来ればいいなと思っています。